ワンサイドゲーム
チョウは気分屋?なのか、狙った写真がとれるかチョウ次第かもしれません。
この戦いをチョウ vs 僕で表すと9対1くらいでチョウに分があります。
完全に
ワンサイドゲームです。
フェアのへったくれもありません。
出会って3秒で
イントロ3秒で
マジで恋した3秒で
開くは開く。翅をひらく。
珍しく完勝です。乗鞍高原の奇跡と言わせてください。
この戦場ヶ原のお方は頑固者のようで
開かない開かない。
30秒経過.... ひらかない
3分経過.......ひらかなーーい.
ガッキーもチキンラーメンを食べ始めちゃうタイミングで、家族連れの奥さんがチョウについて質問してくれたので(ケイスケ・ホンダばりのナイスアシストです)、2分ほど説明. が、
5分経過.......ひ・ら・か・な・い
さすがに諦めました。
完敗です。日光戦場ヶ原の悲劇と言わせてください。(この写真から1年間キベルリタテハには出会いませんでした)
チョウによって開いたり開かなかったり、チョウの撮影はまさにワンサイドゲームです。
(写真)
2019年8月9日 乗鞍高原 翅を広げたシーン
2018年8月16日 日光戦場ヶ原 おじさんのリュックにとまったシーン
(解説)
キベルリタテハ
★★★(下に解説あり)
標高1500~2500mm付近の広葉樹林に生息しています。花にはとまりませんが、地面や林道によくとまることが多いです。地面などとまった瞬間は翅を広げてくれますが、少し時間がたつとすぐに翅をとじてしまうことが多いかと思います。また、人の気配に敏感で、かなりゆっくりかつ音をたてないように近づかないと、たちまち飛んでいってしまいます。
キベルリタテハは8月から秋まで活動した後、冬を越して春まで生きるそうです。
★は珍しさの度合いを表現しました。
★→誰でも見かけるチョウ.
★★→少し田舎に行けばすぐ見ることができるチョウ.
★★★→場所を選び回数を重ねると遭遇できるチョウ.
★★★★→絶滅危惧種など見つけるのが難しいチョウ.
★★★★★→絶滅危惧種で最も難易度の高いチョウ.