チョウにちょうどいいところ
みなさん、こんばんわ。長野県の上高地にて蝶撮影をしてきました。上の写真はミドリヒョウモン。オレンジですが、裏側が少し緑がかっているので、ミドリヒョウモンといいます。ヒョウモンチョウ類の一種で、この種は表側の翅がヒョウ柄の模様をしているものを指します。ちなみにミドリヒョウモンの求愛行動は特異で、飛翔しているメスを追い越し次は後ろに回り込んで追いかけてまた追い越してをくり返すそうです。
ところでよく受ける質問ですが、「どうやってチョウって見つけるの?!」。
(バタフ):はい、バタフライおじさんがお答えします。
(少年A):そんなこといいからチョウのいるところに連れて行ってよー
(少年B):そうだそうだーすぐ見たいぞー
(バタフ):シャラップ!!少年たちよ、大志を抱け!!簡単にみつかってはつまらんだろうが。
(少年A):タニシを抱いてどうするんだ?!
(少年B):魂が抜けたらどうなるんだ?!
(少年たち):幽体離脱!!!
(バタフ):・・・・・
(バタフ):ええい、とにかく下にポイントをかいたから見るんだ!!
(バタフ):まず一番出会う確率が高いポイントは花がたくさんあること。花があると吸蜜に訪れる蝶とたくさん出会うことができるからです。二つ目は日差しがさす場所。日陰で薄暗いところを好むチョウもいますが、基本的には日差しがあたる花草に集まります。3つ目は開けた地形であること。これはチョウが飛んできやすいためです。少年たちよ、ざっくりした説明だがわかったかな?!
(少年A):おい、これみろ。多摩動物公園に昆虫生態園があって、2000匹のチョウが飼育されているみたいだぜ!
(少年B):よし、そこへ行くぜ!!ひゃっほーい。
(バタフ):・・・・。 少年たちよ、大志を抱け。。。
(次回につづく)