butterflyer’s blog

エンジニアの蝶々日記。

インスタ映え!!

 

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インスタ映え間違えなし!!



と勝手に豪語させていただきました。

 

写真のチョウはアオタテハモドキといいます。細かい話はぬきに、とにかく翅を広げると綺麗ですね。初めてこのチョウをみたときはあまりの綺麗さにちょっと感動したことを覚えております。

 

インスタ映えじゃーーーー!!!

インスタに挙げるのだーー!!!

 

 

 

と思ったところでふと気づきました。

 

 

 

 

 

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お後がよろしいようで。。

本日はこのあたりで。。

 

 

PS:写真:2019年7月1日 石垣島 バンナ公園 アオタテハモドキ.

1枚目2枚目は♂、3枚目は♀の変異型.

アオタテハモドキは沖縄本島八重山諸島に生息しております。九州でもときたまみられるようです。飛び方が非常に俊敏で、「よし、あと1メートル!」と思って近づいたところ、気づかれて、一気に100メートル先まで飛んでいってしまったことがあります。

美しさの秘訣

It’s a beautiful !!

そう感嘆の声をあげてしまいそうになるほど、美しい羽をもつ蝶がツマムラサキマダラです。

 

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♀のツマムラサキマダラ

2019年7月 石垣島

 

では、なぜこんなにきれいに照り輝くのでしょうか?

 

実は羽の先端に微細な構造があって、その構造に光が入ると、特定の色の光だけが取り出されるのです。

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図解:微細構造にて光の干渉で青色だけ取り出される様子。

 

チョウの世界は奥が深い。。

 

そして、実はもう一つこのチョウには秘密があります。

 

それは、このチョウ、こんなに美しいのに、体内に毒を持っています!!幼虫のときに有毒植物を食べ、体内に毒をもつことで、鳥などの外敵から食べられないよう身を守っています。

 

美しさには裏がある。

美しさと毒性は紙一重かもしれません。

チョウの楽園

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アサギマダラ
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ミドリヒョウモン

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スジボソヤマキチョウ
2019年8月11日 富士見パノラマリゾート 花畑

 

さて、みなさんは入笠山の富士見パノラマリゾートをご存知でしょうか?こちらは長野県諏訪にある山なんですが、花畑が整備されていて、とてもたくさんの蝶達に出会うこともできます。まさにチョウたちの楽園。

山登りもでき、花畑から1時間程度で山頂まで行くことができ、体力に自信がない方にもオススメです。

山からの景色、花畑、チョウどれをとっても非常に綺麗で、心休まること間違えなしです。

 

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花畑

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入笠湿原

 

 

さて、リップスライムさんの楽園ベイベーの替え歌で富士見パノラマリゾートのチョウについて歌詞を書いてみました(笑) これを聞けば富士見パノラマリゾートに行きたくなるかも?!(笑)

 

タイトル:チョウの楽園

歌詞:

ハデな模様 花で休養

夏のセッション チョウ ハイテンション

文句のないグラデーション

アサギマダラと花がモチベーション

富士見町で蝶でも探してみませんか?

みんなFly Sky!!(SKY!!)

歩き出せば ホラ フラワー

ヒョウモンがスミレでdance time

 

What's the time? It's summer time

だろ羽ひろげてチョウがドーンと舞う

クジャクチョウ ヤマキチョウに

ビリっとくる写真をtake it

広がる花畑で

カメラ向けとってみませんか?

みなFly Sky!!(SKY!!)

ヒョウモンの群れはクレイジー

なぜか多いアサギマダラ


パノラマの楽園ベイベー

アサギマダラ ヒョウモン ダンシング

舞ってく マダラヒラヒラ 花びら 

花とまるワンタイム たまんねぇな

Oh Yeah! Oh Yeah! ワンタイム

数的優位

ここ上高地梓川沿いの林道を歩いていたときの話です(決してサッカーの話ではありません)。

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2019年8月10日上高地梓川沿いの林道 コムラサキの大群

 

ときおり小さな黒色・紫色の翅をなびかせる蝶々を見つけました。なんだろうかと思い、近づいてみると、その正体はコムラサキ。なんとなんと、一本の草に20匹ちかくのコムラサキがとまっているではないでしょうか。コムラサキも暑さに耐えかねて、日陰に移動したのでしょうか。(ですがこんなにいっぱいいたら暑くないのかなと思いつつ)

 

さて、これだけコムラサキがいる状況は写真をとるには

数的優位な状況

 

翅を開いたきれいな写真を撮るチャンスと思い、少しコムラサキに接近。と、一匹のコムラサキに気づかれたのか、翅をはばたかさせてしまい、その瞬間に

 

バサ~~

 

一匹残らず散り散りになってしまいました。数的優位なはずなのに。。。

 

気を取り直して、数メートル先に別の大群を発見したので、ゆっくり近づくと、

 

バサ~~

 

またしても一匹に気づかれ、すべてのチョウが飛んでいってしまいました。これにはさすがに気づきました。チョウの大群はこちらに気づくチョウの数が増える分だけ、僕にとって

 

圧倒的数的不利

 

な状況でした。。。

 

コムラサキはあきらめ帰ろうとしているとき、なんと足元にコムラサキ一匹がとまりました(笑)

こんなこともあるんだなと思った一日でした。

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2019年8月10日上高地梓川沿い コムラサキ

 

 

 

 

チョウにちょうどいいところ

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2019年8月10日上高地梓川 ミドリヒョウモンの表と裏

 

みなさん、こんばんわ。長野県の上高地にて蝶撮影をしてきました。上の写真はミドリヒョウモン。オレンジですが、裏側が少し緑がかっているので、ミドリヒョウモンといいます。ヒョウモンチョウ類の一種で、この種は表側の翅がヒョウ柄の模様をしているものを指します。ちなみにミドリヒョウモンの求愛行動は特異で、飛翔しているメスを追い越し次は後ろに回り込んで追いかけてまた追い越してをくり返すそうです。

 

ところでよく受ける質問ですが、「どうやってチョウって見つけるの?!」。

(バタフ):はい、バタフライおじさんがお答えします。

(少年A):そんなこといいからチョウのいるところに連れて行ってよー

(少年B):そうだそうだーすぐ見たいぞー

(バタフ):シャラップ!!少年たちよ、大志を抱け!!簡単にみつかってはつまらんだろうが。

(少年A):タニシを抱いてどうするんだ?!

(少年B):魂が抜けたらどうなるんだ?!

(少年たち):幽体離脱!!!

(バタフ):・・・・・

 

(バタフ):ええい、とにかく下にポイントをかいたから見るんだ!!

 

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(バタフ):まず一番出会う確率が高いポイントは花がたくさんあること。花があると吸蜜に訪れる蝶とたくさん出会うことができるからです。二つ目は日差しがさす場所。日陰で薄暗いところを好むチョウもいますが、基本的には日差しがあたる花草に集まります。3つ目は開けた地形であること。これはチョウが飛んできやすいためです。少年たちよ、ざっくりした説明だがわかったかな?!

(少年A):おい、これみろ。多摩動物公園に昆虫生態園があって、2000匹のチョウが飼育されているみたいだぜ!

(少年B):よし、そこへ行くぜ!!ひゃっほーい。

(バタフ):・・・・。 少年たちよ、大志を抱け。。。

(次回につづく)

あんれまぁ、バケモンだぁ

これは本当にあった話です。

 

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2019年5月5日青森県青森市 ヒメギフチョウ


今年のGW後半戦、ヒメギフチョウを訪ねて、青森市に到着。

カタクリがありそうな山を2つほど登りました。

そして次の日、朝方、前日に目星をつけた山でヒメを発見。

写真撮影後、別の山も散策しようと思い下山。

 

麓で現地のおばぁちゃんに遭遇。

おば「どこからぁきたのぉ?」

バタ「神奈川です」(バタ→私)

おば「あんれまぁ! ずいぶん遠いところからぁ」

バタ「はい」

おば「どうやって来たの?」

バタ「車です」

おば「あんれまぁ。それは大変ねぇ。今日はもう登りきったんかい?」

(ただいまAM10:00)

バタ「はい。行ってきました。」

おば「若い人は元気ねぇ」

バタ「実は昨日も2つ山を登りました。」

おば「あんれまぁ、バケモンだぁ

バタ「(笑)」

(そう、おばあちゃん、私はジャングルで生まれたばけもの。

I am BAKEMONO.  I am Monster ?! 

っておい!

青森のおばあちゃんは正直だぜ、オブラートって言葉を知らないのかもしれない。)

 

と青森のおばあちゃんとの話でした。

 

只今長野県の乗鞍高原に来ております。明日は上高地へ。

お土産話はまたブログにて。

 

 

 

CC兄弟

どうもこんにちわ。

ちょっとしたチョコプラさん風のネタでチョウを紹介してみます。

 

CCC!CCCC!

どうもCC兄弟です!
世の中のチョウにあるCを僕たちと一緒に探していこうよ!
このチョウ!Cあるかな?

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裏側どうかな~

 

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CCC!CCCC!

 

 

 お付き合いいただきありがとうございました。

この写真の蝶々はその模様の通り、シータテハといいます。

和名だけではなく、学名もPolygonia c-albumとシーがつき、

ドイツ語でもC-Falterというそうです。

 

表側の模様はオレンジ色の鮮やかな模様、

裏側はC型の模様がありかつ木の葉のような模様になっています。

 

「あれ、どこかでオレンジ色と木の葉模様って聞いたことあるなあ」

 

と思った方、鋭いです。

そう蝶々界のばっさーことヒオドシチョウも実は似た模様をもち、

これらはみなタテハチョウ科に分類されています。

シータテハ、キタテハ、ヒオドシチョウ、エルタテハの

4種は特に似たような羽をもっています。

 

さて、みなさん、ここでクイズ!!

次の4種のうち、ヒオドシチョウ(ばっさー)はどれでしょうか??

 答えは最後に!!(2019年8月5日の記事を参考に。)

 

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 ③

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答え③:ヒオドシチョウ(ばっさー)

①:シータテハ

②:キタテハ. キタテハとシータテハの違いは青い斑点。②キタテハには下羽に青い斑点があり、①のシータテハにはありません。ちなみに裏側のCの模様はシータテハの方が大きく鮮明です。

④:エルタテハ.  ④エルタテハと③ヒオドシチョウの違いは下羽の白い斑点。下羽に白い斑点があるのが④のエルタテハ。羽の輪郭でも見分けることができますが、かなり難しいポイントです。

また④エルタテハは本州では標高1000m以上の山、③ヒオドシチョウは低山に生息しています。