butterflyer’s blog

エンジニアの蝶々日記。

難関種に挑戦!!飯田市のベニモンカラスシジミ 2021年5月23日

2021年5月23日、長野県飯田市へ、「ベニモンカラスシジミ」という準絶滅危惧種の蝶の撮影をしに行きました!!

ベニモンカラスシジミは生息地が限りなく狭く、全国的にもほとんどの生息地で絶滅しており、飯田市の撮影地も数十m四方でしか生息しておりませんΣ(・□・;)

なので、ベニモンカラスシジミの撮影はおそらく日本のチョウの中でも最も難しい種類に分類されます。

今回はあらかじめ撮影箇所の情報を仕入れ、朝方9時ごろに現地へ!!

f:id:butterflyer:20210523234957j:plain飯田の地はまさに秘境!!!

f:id:butterflyer:20210523235025j:plain人の気配は全くありません(笑)

f:id:butterflyer:20210523235029j:plain現地に着くと、扇沢でクモマツマキチョウの撮影で一緒だったおじさんがおり、まずは撮影場所の情報を収集。

他にも、扇沢でお話ししたおじさんが何人かおり、皆でいざベニモンカラスシジミを探します。

AM9:00ごろ、たまたま歩いていると、僕の目の前にきらりひかる個体が!!!

「あれ、これベニモンですよね?」

「ベニモンや!!」

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f:id:butterflyer:20210523234548j:plain案外あっさり撮影に成功!!

 これがベニモンかあ~と心の中で感動!!

やはり”人生初”の瞬間は手も心も震えます(笑)

 

その後、10時24分に再び撮影後、次に姿を現したのは12時10分!!

f:id:butterflyer:20210524190550j:plainそして、待つこと1時間半。

f:id:butterflyer:20210524190629j:plain13時42分。

この日は、風が強いことも影響したのか、ベニモンカラスシジミは登場まで1~2時間ほどの時間がかかりました!

その間食草付近をいったりきたり、計9kmの歩行!!中々体力がいります。

 

その後、15時ごろに、おじさんが「花でベニモンが吸蜜しているよ!!」

と教えてくれ、こころからようやくベニモンをゆっくり撮影することができました( ´∀` )

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f:id:butterflyer:20210524191412j:plain15時から吸蜜を開始したメスのベニモンカラスシジミですが、15時45分ごろまで飛び去ることなく吸蜜を続けてくれました!! メスはどうやら15時から夕方ごろにかけて、活動が鈍くなり、ゆっくりと吸蜜してくれるようです。

 

翅を広げたシーンは、撮影できませんでしたが、初めてベニモンカラスシジミを撮影することができ、大満足( ´∀` )

オスのベニモンカラスシジミや開翅のシーンはまた来年の楽しみに!!

 

ご一緒に撮影された方々もお世話になりました!!

 

では、また!!