モテキよ、来い
鮮やかな白黒コントラストでまだら模様の翅をもつこのチョウはオオゴマダラと言います。
日本のチョウでも最大級の大きさを誇り、飛び方がとても軽やかであることから「南国の貴婦人」と呼ばれたりもします。石垣市では市蝶として扱われています。
ちなみに、
下の写真は上が♀で、下の二匹の♂。
♂たちがフェロモンを出して♀を誘惑しているところです。
そうフェロモンムンムンなのです!!!きゃーーーー!!!
詳しいことはわかっていないようですが、
植物などからパラベン(日焼け止めや整髪料などに含まれるフェノール性物質)を摂取することでフェロモン物質を体内に作っているようです。
(写真・解説)
★★★
白黒のコントラストが鮮やかなまだら模様翅をもつのチョウ。沖縄南から八重山諸島にかけて定着しており、石垣市のシンボルでもあります。石垣市の街中でも飛んでいるのを見たので、確かに市蝶だなと思いました。本州のチョウと違い、とてもゆるやかに飛びます。その飛び方から「南国の貴婦人」とも称されます。♂のオオゴマダラは腹端に「ヘアペンシル」と呼ばれるフェロモンを出す器官をもちます。♂はこのフェロモンで♀をなだめて交尾を促すそうです。また、♂はこのフェロモンを蓄えるため、パラべン(日焼け止めなどに含まれるフェノール物質)を摂取するそうです。