ベニヒカゲ感謝祭
今年のお盆休み最後の2日間に、ベニヒカゲという本州ではごく限られた場所にしかいないチョウを探しに出かけました。
長野県の軽井沢あたりにある湯の丸高原・池の平湿原にどうもベニヒカゲがいるとの情報をつかみ、一縷の望みを頼りに池の平湿原への道を歩き始めました。
たいてい珍しいチョウというのは、なかなか遭遇できる確率自体低いのですが、
歩き始めて30秒。
あ、ベニヒカゲ。
まじすか、もういるんすか、ベニヒカゲさん。
とても嬉しいことなのですが、
早すぎませんか?(AM8:54)
まだ明日あるんすけど。。。(笑)
そこから歩いて10分ほどで池の平湿原に到着。
とても気持ちのいい天気。晴れ渡る空。吹き抜ける風。気温20℃、視界良好。
ふと足元をみると
まじすか、そこにもいるんすか、ベニヒカゲ先輩。
木道を歩いていると、、
ベニヒカゲ諸先輩方、ご苦労様です。
めっちゃおるやん!!
思わず関西弁でつっこんでしまうほど(純関東人です)、あたり一帯がベニヒカゲだらけ。お盆の最後の最後にちょいと力が抜けましたが、たまにはこういうときもありますかね。
ここ池の平湿原はベニヒカゲ感謝祭でありました。
(写真・解説)
2019年8月17,18日 長野県湯の丸高原 池の平湿原
ベニヒカゲ
★★★
準絶滅危惧(本州)
鮮やかなオレンジ色の模様をもつチョウで、標高1500m以上の草地に生息する。本州ではごく一部の限られた場所でしか生息しておらず、かなり貴重な種になっています花、草、道端、木道といろいろなところにとまっており、翅をばっと広げた姿が特に美しくあります。音に敏感なのか、一眼レフカメラのシャッター音がした瞬間に飛び去ってしまいます。