butterflyer’s blog

エンジニアの蝶々日記。

モテキよ、来い

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鮮やかな白黒コントラストでまだら模様の翅をもつこのチョウはオオゴマダラと言います。

日本のチョウでも最大級の大きさを誇り、飛び方がとても軽やかであることから「南国の貴婦人」と呼ばれたりもします。石垣市では市蝶として扱われています。

 

 

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ちなみに、

オオゴマダラの♂はなかなかの肉食系男子、モテ男なのです。

 

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下の写真は上が♀で、下の二匹の♂。

♂たちがフェロモンを出して♀を誘惑しているところです。

そうフェロモンムンムンなのです!!!きゃーーーー!!!

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詳しいことはわかっていないようですが、

植物などからパラベン(日焼け止めや整髪料などに含まれるフェノール性物質)を摂取することでフェロモン物質を体内に作っているようです。

 

 

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 (写真・解説)

2019年6月28日 沖縄県 石垣島 バンナ公園

オオゴマダラ

★★★

白黒のコントラストが鮮やかなまだら模様翅をもつのチョウ。沖縄南から八重山諸島にかけて定着しており、石垣市のシンボルでもあります。石垣市の街中でも飛んでいるのを見たので、確かに市蝶だなと思いました。本州のチョウと違い、とてもゆるやかに飛びます。その飛び方から「南国の貴婦人」とも称されます。♂のオオゴマダラは腹端に「ヘアペンシル」と呼ばれるフェロモンを出す器官をもちます。♂はこのフェロモンで♀をなだめて交尾を促すそうです。また、♂はこのフェロモンを蓄えるため、パラべン(日焼け止めなどに含まれるフェノール物質)を摂取するそうです。

一夜あけ

昨日は、僕の住んでいる地域は警戒レベル4でした!

幸い、山の上に住んでいたため、浸水被害等はなく、無事に済みました。

 

実家の方は、ちょうど多摩川沿いで、両親は地域の避難所に行っていたそうです。こちらも幸い、多摩川からの浸水被害は免れ、一安心。

 

本日は少し山の方、宮ヶ瀬湖に行ってみると、交通止めとまだ停電のようです。

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それにしても良い天気。

宮ヶ瀬湖はきれいだったなぁ。

 

今日はラグビーをみて、明日からまた頑張ろうと思った一日でした(^^)

 

何かを感じます。

偶然撮れた写真をみていると何か感じるものがあるときがあります。

 

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う~ん、ホシミスジと禁煙。

何かを感じますねぇ。。

 

 

 

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チョウも黄昏ています。

何か感慨深いというか。

 

その一年後、同じ場所では.....

 

 

 

 

 

対角線

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増えとるやないかい!!!

う~ん、チョウも何かを感じているのでしょうか。

 

 

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何も感じていないようです。

 

でも....

 

 

 

 

 

 

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限界はあるようです。

壁を感じているようです。

 

 

 

む!!何かを感じるぞ!!!

 

 

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ヒメジャノメ?が左肩を占有していました。

 

む!!

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再び左肩にコムラサキ

今日は左肩がモテキを迎えました。

 

 

 

 

 

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愛を感じております。

LOVE&PIECE..

 

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怒りを感じてしまった方、失礼致しました!!

たまにふざけたくなってしまう同級生とバタフライヤーなのでした。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!!

 

 

 

秋の訪れ

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 彼岸花やコスモスの花が咲き始めているのを見ると、夏ももう終わりかなと思います。

 

写真のチョウはオオウラギンスジヒョウモンと言います。ヒョウ柄の模様と、ヒョウモンチョウ類で大型の体型が特徴のチョウです。

 

オオウラギンスジヒョウモンですが、7月ごろに発生した後、実は一時夏眠し、姿を消します。この夏眠行動で暑さを凌いでいるのか、気温が下がり始める9月ごろに活動を再開します。

 

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9月22日に撮影したこの写真はおそらく夏眠後のオオウラギンスジヒョウモンかと思います。

 

 

このチョウを見ると、「ああ、夏も終わりか。秋が始まったなぁ」としみじみ思ってしまいます。

 

 (写真・解説)

2019年7月6日 新潟県見附 大平森林公園

2019年7月21日 青森県 岩木山

2019年9月22日 東京都奥多摩 山のふるさと村

オオウラギンスジヒョウモン

★★★

 6月から7月にかけて、発生するヒョウモンチョウ類の一種で、この種の中で特に大型です。森林や低山で姿をよく見かけ、標高の高いところではむしろミドリヒョウモンなどの方が姿が多いかと思います。夏、寒冷地以外の暖地では、夏眠し、一時姿を消します。気温が下がり、夏の終わり・秋の始まりになると再び活動を再開します。他のヒョウモンチョウ類に比べて、数が増えているような気もしており、少し郊外に行けば姿を見れるかもしれません。

 

でーれーシャイじゃ

 

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イシガケチョウ

 このなんとも珍しい模様のチョウはイシガケチョウと言います。西日本と沖縄に生息するチョウです。

 

イシガケチョウですが、なかなか写真におさめるのが難しいのです。

なぜなら

 

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イシガケチョウは驚くと、

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葉っぱの裏側に張り付いてしまうのです!!!

恥ずかしがり屋なのです!

でーれーシャイじゃ

でーれーでーれー!!

(でーれー=ものすごく)

 

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こんなときもままあります。

上から撮りたいのですが、高さ10mほどの葉の上なのです。。

 

 

 

石垣島で、もう諦めかけて、水辺で休んでいると

 

 

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!!!!!

 

おぬしっ!!!

 

おぬしぃぃぃ!!!

 

 

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 最後の最後に写真を撮らせてくれました。

でーれー運がよかったなあ。

 

(写真・解説)

2019年6月30日 竹富島

2019年7月1日 石垣島

イシガケチョウ

日本に生息するチョウで最も特徴的なチョウと言っても過言ではないくらい、おもしろい模様をもつ。西日本に定着し、主に7月に発生します。驚くと葉っぱの裏側に隠れてしまうちょっとシャイな部分もあります。背の高い葉っぱの上をゆるやかに飛んでいるため、なかなか写真におさめることが難しい。唯一のチャンスは吸水する瞬間で、翅を広げて水を飲む場面がときたまあります。ちなみに花に訪れることはそれほど多くありません。

番外編:青森の今頃

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2018年9月29日 青森県十和田湖

 

 紅葉が少し色づき始めた去年のこの時期、初めて青森県へと足を踏み入れました。

写真は朝8時ごろの十和田湖の写真です(十和田湖は周長46kmにおよぶとても大きくきれいな湖です)。日が差したときの十和田湖はそれはそれは雄大できれい!!!

 

青森県というと、ねぶた祭弘前のさくらまつりがとても有名ですが、個人的には自然豊かな十和田湖奥入瀬八甲田山など中青森?がお気に入りです。

 

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八甲田山

 

八甲田山ロープウェイで上ったあとに、色付き始めの紅葉と山、景色を見ながら酸ヶ湯温泉までハイキングしました。

少々曇り空だったのですが、ところどころ晴れ間をのぞかせてくれました。

 

3泊4日の旅で、十和田湖奥入瀬渓流八甲田山と20㎞近くは歩いたあと、最終日に食べた海鮮丼は格別の美味しさでした!!!

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 八戸 八食センター 海鮮丼と刺身(築地並みの美味しさかと思うほどなのに、この海鮮丼はこれで800円!!!わお!!!安い、うまい、たくさん!!!)

 

今年も紅葉を見に海鮮を食べに東北に行きたいなと思っております。

コスモポリタン

 

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f:id:butterflyer:20190916205153j:plain淡いオレンジの翅をもつこのチョウはヒメアカタテハと言います。日本全土に分布しているチョウで、あまりチョウになじみがない方でも見たことがあるかもしれません。

 

さて、このチョウですが、実は

全世界に分布をもつ蝶々界随一のコスモポリタン(国際人)です。

 

みなさまのなかにはアゲハチョウ(ナミアゲハ)の方がよく見かけるし、世界中にいるんじゃないの?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

 

実はアゲハチョウは東アジアで主に分布をもつ蝶、アジアポリタンなのです。

(アジアポリタンは勝手に作った造語です笑)

 

ヒメアカタテハは、アジア、ヨーロッパ、アフリカ.... などほぼ全世界に分布を持ちます。

 

なぜ、ヒメアカタテハはそんなに分布が広いのか??!!

 

それは数世代にわたって移動と繁殖を繰り返す種だからです!!!

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 このようにして、大陸間を大移動するほど、ヒメアカタテハは世代交代と移動を繰り返して分布を広げているそうです。これがヒメアカタテハコスモポリタンたる由縁なのです。

(写真・解説)

2019年9月15日 奥多摩 山のふるさと村

2018年8月5日   長野県 入笠山

ヒメアカタテハ

アカタテハに似て、オレンジ色の鮮やかな翅をもつチョウ。世界中に分布のネットワークをもつチョウチョウ界のコスモポリタン。これはヒメアカタテハが春から夏に南方から北方へと数世代にわたって繁殖と移動を繰り返しながら分布を広げ、秋になると北方から南方へと再び繁殖と移動を繰り返し分布を広げるためである。最新の研究によると、ヨーロッパの北極圏からアフリカの南方までおよそ1万5千kmの距離を数世代にわたって繁殖を繰り返して移動するという結果が報告されてたそうです。こうした種の世代交代は、実は鳥の誕生の歴史と関係し....。詳しくはまた今度!