いざ、北海道にチョウ撮影へ！！
2021年6月23日、ついに待ちに待った日がやって参りました！！
２年越し、初めての北海道でのチョウ撮影の旅です( ´∀｀ )
20日に緊急事態宣言があけ、撮影拠点の層雲峡は蔓延防止地区からも外れていたので、いざ北の大地へ！！！！
飛行機からみた旭川市の様子です。住宅が密集しております。
ただ、僕の行くのこっち。
この景色の中に北海道の珍しいチョウたちがたくさん隠れているはず！！
80kmほど車を走らせて、まずは蝶で有名な林道へ！！
開始１分くらいでまず現れたのは、エゾスジグロシロチョウ！！(少々同定が難しいです）
林道のあらゆるところに飛んでおりました( ´∀｀ )
エゾスジグロシロチョウを撮り終え、林道をさらに奥へと進みます。
人の気配はまったくありません。この日は平日ということもあってか、林道には僕一人！！ 熊出没の看板もあり、さすがに息をのみます。林道を進むときは思いっきり熊鈴を鳴らします。
40分ほどあたりを観察しながら歩いていると、視界に見慣れぬチョウが！！あれは！！
間違えなくホソバヒョウモン！！ただ、気温が高いせいかまったく止まる気配がない！！しばらくまって、空が曇るのを待ちます。。
そしてようやくとまりました！
ヒョウモン模様と裏側の独特な模様がしびれます！！
飛び方もちょこちょこ素早く飛んでおります！
求愛かな？
このあたりはどうやらまだ夏型の蝶は発生初期のようでしたので、大雪湖へと場所を移動します。
幸い熊には遭遇しませんでしたが、鹿がたくさんおります( ´∀｀ )
さすが北海道！
大雪湖付近に到着し、あたりを散策してみることに。
１時間ほど歩き、案外チョウが見当たらないなぁと思って車に引き返そうした瞬間！
目の端に小さな飛行物体が移ります。
一旦見失ってしまいましたが、ここからローラー作戦で、草地を端から端まで歩いて探します。
そしてついに認識できました( ´∀｀ )
日本のセセリチョウの中では最も美麗種だと思うくらい鮮やかな、カラフトタカネキマダラセセリです！！
そして、オスとメスで色合いが反転するのがまた面白い！
カラフトタカネキマダラセセリ♂
カラフトタカネキマダラセセリ♀
♂
♀
上翅の黄色い部分と茶色い部分とがオスとメスで反転します！
あまり知られていない場所で、オスが５～１０頭程度発生しているところがあり、ゆっくりと撮影できました( ´∀｀ )
初めての北海道での撮影、１日目の撮影は、エゾスジグロシロチョウ、ホソバヒョウモン、カラフトタカネキマダラセセリを撮影することができました( ´∀｀ )
上々の滑り出しです。
明日は大雪山の2000m級の赤岳が舞台となります。
奥に見える山の1800m以上の場所にいるという高山蝶。
見ているとあれを登っていくのかと思うとわくわくするような、恐怖も混じるような。
さて、次はどんな出会いが待っているのでしょうか！
