長野県塩尻市のギンイチモンジセセリ:2021年6月11日
2021年6月11日は長野県塩尻市に蝶撮影へ参りました!!
今回は4月から何回か探していギンイチモンジセセリというチョウで、地味ですが準絶滅危惧に分類されます。
多摩川の河川敷にいるという情報はあるのですが、中々多摩川沿いでは見つからず。。そこで確実に目撃情報のある塩尻市の高原へ車を走らせました!!
8時半ごろの高原からの景色です。朝方はまだ曇りで少々気温は低め。
それでも高原から気持ちのよい風が吹き、景色もきれいです( ´∀` )
真夏とはまた違い、ススキに溢れた高原の姿もまた面白くあります。
本当にこの景色の中にギンイチモンジセセリは隠れているのでしょうか。。。
あたりを歩き、歩き、、、2時間後。
山頂付近に上がるところを歩いていると、、
この中にちらっと黒く飛ぶ物体が!!
あれは!!
まさしくギンイチモンジセセリ!!翅を開いた姿は全く模様がない!!(笑)
ようやく見つけることができました~
そして、本当の闘いはここから!!
ギンイチモンジセセリは翅の裏側が特徴的で、その写真が撮りたくてここから粘ること1時間!!
ギンイチモンジセセリは観察していると、気温が高い時は翅を開く習性があるようです。それと、必ず同じところにとまるのではなく、20mくらいの範囲を飛び回って気に入ったところに翅を下ろすよう!!
この日は気温が高めですが、ときどき風が吹き体感温度が下がるときがあり、その瞬間を狙ってギンイチモンジセセリをひたすら追跡!!
ビュンと風が吹き、ギンイチモンジセセリに気づかれずに接近し、
名前の由来にもなっている翅に白い条(=銀色の条)がくっきりと撮影できました( ´∀` )
ふ~っと、想定以上に撮影に苦戦しましたが、なんとか目標を達成できました( ´∀` )
後半戦の舞台は新潟へと!!
ではまた次回!!