butterflyer’s blog

エンジニアの蝶々日記。

目を凝らしても

早朝に青森駅のホテルから車を走らせること2時間。

岩木山付近の車道を走っていると何やら黒い物体を発見。。

人かなって思っていると、車で近づくと

 

ツキノワグマやんけ!!!

ついに出会ってしまった... 

頼むから一期一会であってくれ。

 

そこからさらに車で1時間ほどいき、白神山地の車道で出会ったこれまた奇跡の出会い。

 

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キュートだな。

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前回紹介したチョウと並べると

似ています。。

それにしても似ています。

 

始めの写真のチョウはウスイロオナガシジミ、二枚目がオナガシジミ。名前も姿もほとんど一緒です。オナガシジミの方が若干黒斑点が大きいのです。

 

実際に2匹のチョウを目を凝らしてみても、判別することはとても難しい!!僕も実は図鑑と写真を見ながらではないと判別できません。。

 

ですが、とっておきの判別方法があります。

 

ウスイロオナガシジミは実は早朝にしか活動しません!!

(いや、早朝にチョウを探さないっしょ!!←というツッコミはおいといて)

 

この写真も朝たまたま7時ごろに歩いているときに、とることができました。

ちなみにオナガシジミは16時半から夕方ごろに活動します。

 

青森で早朝から奇跡の出会いをした話でした。

 

 (写真・解説)

2019年7月21日 青森県 白神山地付近の車道 AM7:17

ウスイロオナガシジミ

★★★

絶滅危惧Ⅰ類(九州)

オナガシジミとよく似た翅をもち、小指の先ほどしかないキュートなチョウ。東北地方の内陸部や中国山地のごく限られたエリアにしか生息しない大変希少なチョウでもあります。実際のウスイロオナガシジミは写真で見てみないとわからないくらい、オナガシジミに似ていて、ぱっとみて判別することが難しいです。ただし、最も大きな違いは活動時間で、ウスイロオナガシジミは早朝に活動し、オナガシジミは夕方ごろ活動します。